天草市栄町、理容サンハウスのブログです。
2021年04月27日
エリック クラプトン ジャパンツアー2014での言葉
ちょっとマニアックな話かもしれません。ご了承ください。
僕がギター少年だったころ、あまりクラプトンには興味がありませんでした。
リッチーブラックモア、ジミーペイジ、フランクマリノー、サンタナなんかをコピーしまくって練習してました。
自分も歳取るにつれ、少しずつ少しずつ、クラプトンに惹かれるようになり、今では、
大の大の大ファンです。
このDVD数年前に買いましたがこの中でクラプトンが日本について話ている内容がすごいうれしかったのでちょっと紹介したいと思います。
以下
英国人と日本人には共通する精神がある。
我々(イギリス)には騎士道があり彼ら(日本)には武士道がある。
敬意を持ち合う精神だ。常に正しい行いを心がけ、友人のために尽くす忠義の心がある。
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初来日は40年前だ。生まれてなかった人もいるだろう。
日本は最高の演奏場所だよ。
世界最高の場所だ。
ほんとうにありがとう。
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日本を去ってみて感じるのはあの国は深い精神性を持っているということだ。
彼らの品行や価値観はとても印象的で、
僕は10代の頃から説明できないくらい、日本に魅力を感じていた。
彼ら(日本)の文化、芸術、映画、歴史などすべてにおいてね。
だから我々欧米人が広島と長崎にしたことは、
非常に恥ずかしく思っている。
しかし僕は日本がその悲劇を乗り越えてきた過程を見てきている。
その悲劇から学び、自分たちの文化に取り込んだと思う。
ストリートファッションでもそうだ。
彼らはアメリカの服を本家より上手に作れる。
デニムのジーンズとか、
軍服などもアメリカ製よりカッコいい物にしてしまう。
戦後に入ってきたアメリカ文化を取り込み、
より良い物に変えて世に出す。
彼らの技術には敬服する。
その根底には彼らの独自の深い精神性があるんだろう。
ロックの精神は本場のアメリカには当然あるし、
英国にもある程度は存在するが、日本には別に惹きつけられる何かがある。
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日本には必ずもどるよ。
以上
数年前初めて、福岡マリンメッセでクラプトンを観ました。当時もう70歳くらいだろうと思ってみてましたが、
今の僕よりも若く見えました。いろいろと励みになりました。
尊敬するミュージシャンがこんな発言してくれるのはほんとうに嬉しいです。
バーバーヨシ
日本が褒められるのはうれしいですね(^-^)
同感です。
あるおじいちゃんが、「今の日本人はもう日本人じゃない。」とつぶやいておられました。
クラプトンさんのお言葉はとてもうれしいです。